作者 ishida
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2008/02/04 Monday 10:56:39 JST |
家族と泊まりで旅行に行く前の週に、普段使ってるデジカメが壊れてしまい修理に出したのだが、修理の間の代替え機にと思ってこのカメラを買った。 使ってみるとなかなか良かったので、簡単に所感を書いておこう。
UDC-5Mは、スペックとしては5.1万画素、2.5インチの液晶ディスプレイ、広角端35mmF2.8~望遠3倍のズームレンズ、SDメモリカード、単3電池2本で動くコンパクトカメラである。仕様的には普通だろう。 通販専用モデルということで、量販店の店頭で試すことはできないが、アマゾンで1万円程度で買えて安い。1万円にしては実に良くできている。本体価格が安いので、いろいろコストを抑える工夫がしてあるのだろうが、これがとてもうまいことろでバランスしている。(と思う) 以下、印象を書くが、旅行前に壊れたそのデジカメ(CanonのIXY digital-320) は、もう4年ぐらい前のモデルなので、そもそも4年ぐらいの間のデジカメの進歩も織り込まれた印象であることを最初にお断りしておく。 良いな、と思った点 - 電池が単3。
充電式の専用バッテリーではなく、単3型の電池を入れる。充電済みの単3型のニッケル水素電池を突っ込んでも良い。私の感覚では「単3電池で動くカメラは大きい」という印象があったが、以前のカメラとほぼ同じサイズ(小さいぐらい)である。それにしても、電池が単3というのは、充電池切れの心配から開放されて、持って歩くにはとても気楽である。
- SDメモリは安い。
前のデジカメはコンパクトフラッシュで、128Mのを入れていた。1万円ぐらいで買ったような覚えがある。 SDは、ブランドを選ばなければ1Gで800円ぐらいで買える。1Gであれば500枚以上撮れてしまうので、メモリフルの心配からも開放されてしまった。
- 液晶ディスプレイが大きい。
2.5インチはいまどき普通なのだが、前のは1.5インチぐらいのだった。不満は無かったのだが、一旦大きいので使ってしまうと感覚が変わってしまう…2.5インチあると、撮った写真を見るときに(見せるとき)圧倒的に見やすい。
値段相応だな、と思った点- 絞りが2段階しかない。
撮った写真のexifデータを見てて気が付いたのだが、絞り値が広角端でF2.8とF7の2値しか無い。よくよく調べると、いわゆるレンズの絞り機構は省略してあるようで、NDフィルタを入れるか入れないかで絞りを大雑把に切り替えて、あとはシャッタースピードで撮像をコントロールしているようだ。 -
- 室内での撮影はイマイチ。
普通にストロボで室内で撮ると、以前のデジカメに比べて、イマイチと思う絵になることが多い気がする。何がどうイマイチなのか、私の写真の知識では説明できないので、印象でしかないのだが… 絞りが2値な事とも関連あるのかもしれない。 まぁでも、ちゃんと写真は撮れている。
総合評価気楽に使う点でとても良い商品だと思う。私の母は、まだフィルムカメラを使い続けているが、細かい操作が無く簡単なので、1台プレゼントしても良いかな、と思った。単3電池で動くのも分かり易い。 操作が簡単で、画面が大きいので、子供に好きに使わせるにも良い感じである。 アマゾンへのリンク→ UNIDEN デジカメ UDC-5M |
最終更新日 ( 2008/04/10 Thursday 17:53:22 JST )
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