ATOMプロセッサ、小型低価格ノートPC、デスクトップlinux 今気になるキーワード3つ を検証するため、夏休みでアメリカ滞在に行く友人に、ASUS Aspire-ONEのLinuxモデルの買い物をお願いして、ゲットした。 USのアマゾンで、 Acer Aspire One 8.9" Mini Laptop (1.6 GHz Intel Atom N270 Processor, 512 MB RAM, 8 GB Solid State Drive, Linpus Linux Lite) White List Price: $399.99 で売られていた物。 EeePCにしても、このASUSのにしても、日本ではどういうわけかMicrosoft-freeのlinuxモデルは発売されてない。
乗っているlinuxはLINPUSというパッケージで、fedoraがベースになっている模様。 yumが入っていて、yumでパッケージをインストールすると、fedoraのリポジトリから探して引いてきてくれる。 デスクトップはこんな感じ。カスタマイズはできないようだ。(しばらく触ったが、ここにアイテムを増やす方法は分からなかった) USモデルなので、日本語の表示はすぐにはできないだろうなと思っていたのだが、Firefoxを立ち上げて、日本語のサイトをアクセスしてみたら、何もせずに日本語が表示される。漢字の表示も結構キレイ。google streetviewなども問題なく動く。 入力言語可能は、中国語が2種類、独、スペイン、仏、蘭、ポルトガル語(ブラジル)、ポルトガル語、露とたくさん入っているが、日本語は無い。(これだけたくさん入れるなら日本語も入れといてくれよ…。) けれどyumに任せてAnthyを入れたらあっさり仮名漢字変換が使えるようになった。 OpenOfficeは2.3の英語版が入っている。 ただこれも、そのままで日本語が入力できてしまう。 右の画面は、news.yahooから適当に コピー&ペーストで貼り付けてみたもの。日本語版でないのに、日本語の規則処理もちゃんとできる。 USモデルのPCを買うのは、TOSHIBAのT-3400以来(もう15年ぐらい前?windowsは3.1だった。DOS/Vもまだ無かったと思う)で、当時は日本語が出るようになるまで結構苦労したので、この簡単さは拍子抜けである。 あと外出時に手放せないのはskypeである。動くだろうか…。 skypeのサイトから、linux用のインストールファイルをダウンロードしてきて入れてみたら、動いた。 内蔵のWEBカメラもしっかり認識する。商品としては当たり前のことだが、さすがにプリインストールのOSだけあって、デバイスドライバはしっかりしている。 ということで、外出時の必要環境が簡単に構築出来てしまった。 外出時、そんなに難しいことはしないと割り切れる人はこれで良いんじゃないだろうか。 外で、バッテリ駆動時にWindowsの頻繁なアップデートに煩わされること無いだけでもずいぶんと気楽になりそうな予感がする。 というわけで、しばらく人柱モードでロードテストしてみようと思う。 |