MuRAT(NComputing L230)という小規模組織にぴったりなthin-clientシステムは、1台のPCを数ユーザで共有するシステムで、私の生活用PCが壊れたのを機に、弊社にも導入しました。 XPのアップデートやら、セキュリティソフトの更新やら、1台のPCのみ気をつけていればよくなるので、とても気楽です。 バイトが増える!!なんてときも、端末を一つ繋げばみんな同じ環境で使えるので便利です。 MuRATのホームページは http://www.murat.jp/ になります。
XP HomeやXP ProのPCに、MuRATのソフトを入れて 端末をつなぐと、1台のPCを数人で共有する事が可能になります。 端末の1台あたりの価格は、ディスプレイキーボード込みで6万円ぐらいです。 XPでは、複数ユーザ登録できて、同時でなければ1台のPCを共有できますが、それがMuRAT端末を繋げる事で同時に使えるようになります。
1端末当たりの値段だけ見ると驚くほど安くはありませんが、 XPやらセキュリティソフトのアップデートやら、いろいろソフトの設定も 1台のPCに数クライアントぶら下げてしまえば、そのPC1回だけやれば良くなります。 一人一人が自分のPCのお世話にかけてる時間を考えると、これはかなり業務コストの節約になると思います。 これまで何百台~何千台の大規模なthin-clientのソリューションはありましたが、高価でし、弊社のような零細企業ではとても手が届きませんでした。
これは1台のPCをシェアしてしまうので、クライアントから使えて、メリットが出ます。 (逆に、サーバが1台のPCなので、あまりたくさんのクライアントは繋がらない)
ファイルの共有も楽になりました。今まで、ひとりひとり別のPCを使っていたときは、ネットワークファイル共有の設定をしてファイルの参照ができるようにしてましたが、これでは、そもそも1台のPCを共有しているので、そういう煩わしい設定が不要です。 電気も食わないし、稼動音も無い。エコ的にも良い製品です。 以下は上から見た様子。マウスは大きさの比較用です。CDケースより小さい。 次は前から見たところ。3センチもありません。 VESAのマウント穴が開いている液晶ディスプレイ(いまどきのならどれでも開いているんじゃないでしょうか)なら、取り付けるためのブラケットが付いています。 |