.qmail-extによる転送と表書きアドレス 

• . qmail-extがあると、local-ext@domain に来たメールを転送できる。表書きアドレスはそのまま。
• .qmail-ext と、.qmail-ext-owner がある場合、表書きアドレスが、local-ext-owner@domain になる。
• .qmail-ext と、.qmail-ext-owner, .qmail-ext-owner-defaultがある場合、表書きアドレスが、local-ext-owner-recip=reciphost@domain になる。(VERP形式)

virtualdomainと.qmail-extによる転送を組み合わせて使うと… 

• virtualdomainでは、virtualdomain-ext@virtualdomain にあて先が書き換えられて、qmail-localに因る転送処理が行われる。
• ここで表書きアドレスの書き換えが起きると、ext-owner@virtualdomainではなく、virtualdomain-ext-owner@virtualdomain が表書きアドレスになってしまう。
• となると、virtualdomain-default@virtualdomain を default@virtualdomain に転送するエリアスを用意しておかないと、エラーメールの配信ができなくなってしまう。

virtualdomainと.qmail-extの「|forward」による転送 

• .qmail-ext に

  |NEWSENDER='ext-owner@virtualdomain' forward 転送アドレスリスト

  と書いておくと、表書きアドレスをext-owner@virtualdomainに書き換えて転送できる。
• VERPにしたいときは

  |NEWSENDER='ext-owner-@virtualdomain-@[]' forward 転送アドレスリスト

  と書いておけばよい。